福井県勝山市に拠点を置く國造舎は、森林整備や道づくり、特殊伐採、庭木の剪定などを手がける事業者です。勝山市や大野市、永平寺町、福井市を中心に、山林の管理から住まいまわりの樹木の困りごとまで、幅広く相談を受け付けています。
高く育ちすぎた庭木、建物や電線に迫る枝、手入れが行き届かなくなった山林など、樹木にまつわる悩みは自分たちだけで解決するのが難しいものです。國造舎は、林業の現場で積み重ねてきた伐採の技術を活かし、そうした一本一本の木に向き合っています。屋号に込められているのも、地域そのものを豊かにしていきたいという願いです。
國造舎のこだわり
國造舎が見つめているのは、目の前に立つ一本の木だけではありません。その木が根を張る山や川、そこで営まれてきた人々の暮らしまでを含めて考える姿勢が、屋号の由来から日々の作業の進め方までを貫いています。ここでは國造舎が大切にしている考え方をご紹介します。
山から海へと巡る水を守る森づくり
森林は木材を生み出すためだけの場所ではないと、國造舎は考えています。山にしみ込んだ水はやがて川へと流れて田畑をうるおし、海へ注ぎ、雨となってふたたび山へ戻ってきます。この大きな巡りが健やかであってこそ、地域の暮らしも豊かであり続けます。
だからこそ國造舎は、森林整備や道づくり、特殊伐採といった仕事を通じて、人と自然がともに生きられる地域をつくることを目指しています。今日手を入れた一本の木が、100年先、200年先の暮らしを支えていくという視点を持って、一つひとつの現場に向き合っております。
屋号に込めた修理固成の心
「國造」という言葉には、クニを造る、すなわち豊かにしていくという信念が込められています。ここでいう「國」とは、国家だけを指すものではありません。その土地の山や川、風土や文化、そこで暮らす人々の営み、その一つひとつもまた國であると國造舎は捉えています。
代表の李江嵐様は東京都渋谷区で生まれ育ち、伊勢と出雲で神道を学び、神職として奉仕するなかで、日本人が古くから大切にしてきた自然への畏敬の心に触れてこられました。結婚を機に福井へ移り住み、林業の現場に携わるようになったという歩みが、いまの仕事の姿勢へとつながっています。
安全と近隣への配慮を最優先にした作業
國造舎は、作業にあたって守り続けたい約束を掲げています。安全を何よりも優先すること、近隣の方々へも配慮すること、一本一本の木と誠実に向き合うこと、そして作業を終えたあとまで責任を持つことです。
大きな樹木の伐採や剪定は、建物や道路、電線と隣り合わせで進むことも少なくありません。木そのものだけでなく、まわりの環境まで見渡したうえで手順を組み立てることに配慮しておりますので、樹木や山林のことでお困りの際はお気軽にご相談ください。
國造舎のおすすめポイント
國造舎は、個人宅の庭先から神社仏閣の境内、そして山林の奥までを守備範囲としている点に大きな特徴があります。扱う現場の幅広さと、そこに注がれている技術の両面から、國造舎の魅力を見ていきます。
高木や危険木にも向き合う特殊伐採の技術
國造舎が力を入れているのが、特殊伐採と大規模な剪定の施業です。庭木の伐採や危険木の伐採、神社仏閣の境内に立つ危険木、クレーンを使った伐採、銘木の伐採まで対応しており、伐採で培ったノウハウを活かして大きな樹木を安全に処理していくそうです。
公開されている実績を見ると、特殊伐採は50本以上、扱った樹木は最大で樹高30m以上、直径は90cm以上に達しています。施業事例として紹介されているのも、石碑とお堂がすぐそばに建つお寺のトウカエデや、枯れ木が電線に触れ、背後には建物が迫っていた庭など、周囲に余裕のない現場ばかりです。木に縄をかけながら登り、高いところから少しずつ枝を落としていく作業の様子も写真で公開されています。
大径のケヤキを剪定し、芯止めまで終えて見違えるほど姿の整った事例もあり、伐り倒す以外の選択肢も含めて、樹木の状態に合わせた判断をしているそうです。
森林整備から道づくりまで担う山林の管理
國造舎のもうひとつの柱が、山林そのものを健やかに保つ仕事です。間伐の施業や薪の生産、現場の応援、山林の買取までを手がけ、伐り出した木を加工や流通まで見据えて活かすことで、地域の木材を資源として循環させることに取り組んでいるそうです。
山に入るための道づくりも、國造舎が請け負っている領域です。現況の調査や場所の確認から林内作業道の新設、傷んだ作業道の補修までを行い、20年30年と長く使い続けられる道を目指しているといいます。整えられた道は防災や水源の涵養に役立つほか、山菜採りや狩猟といった山の楽しみ方にもつながり、山林の使いみちそのものを広げてくれます。
これまでに管理してきた山林は35,000㎡、林業に携わってきた年数は6年以上と紹介されており、山を継続して見守ってきた積み重ねがうかがえます。
暮らしの困りごとにも応じてくれる身近さ
國造舎は、山林の現場だけでなく、住まいのまわりで起きる困りごとにも対応しています。空き家に残された庭木の手入れ、倒れてしまった木の処理、台風前の枝落とし、冬の屋根雪おろし、草刈りなど、樹木や自然に関わる悩みをまとめて相談できるのは心強いところです。
個人宅の庭木の伐採や危険木の伐採、剪定にも応じているため、離れて暮らす実家の庭が気がかりな方や、空き家の管理に頭を悩ませている方にも向いています。対応エリアは勝山市・大野市・永平寺町・福井市が中心で、そのほかの地域についても相談を受け付けているそうです。
問い合わせは電話とメール、公式サイトのフォームから行えます。フォームには木や現場の様子が分かる写真を添えられるようになっているため、言葉だけでは伝えにくい木の大きさや周囲の状況も共有しやすくなっています。
福井や勝山で剪定・伐採を頼むときに確認したいこと
庭木の剪定や伐採は、木の大きさや立っている場所によって、必要になる技術も段取りも大きく変わります。依頼先を探す前に押さえておきたい観点を整理しておきましょう。
木の高さと周囲の状況をあらかじめ伝える
同じ剪定でも、脚立で手の届く低木と、登らなければ枝先に触れられない高木とでは、作業の組み立てがまったく異なります。木の高さや幹の太さ、本数といった情報は、相談の最初の段階で伝えておくとやり取りがスムーズです。
あわせて確認しておきたいのが、木のまわりの状況です。建物や塀との距離、電線や隣家との位置関係、作業車を停められる場所があるかどうかによって、必要な手順は変わってきます。写真を添えて相談できる窓口であれば、こうした情報も一度で伝わります。
伐採か剪定かは木の状態を見てから決める
大きくなりすぎた木を前にすると伐採しか思いつかないこともありますが、枝を整理して高さを抑えることで、木を残したまま安全性を高められる場合もあります。長く親しんできた庭木であればなおさら、残す道があるかどうかは気になるところです。
現地を見たうえで、伐るのか残すのか、どこまで手を入れるのかといった選択肢を示してくれる相手であれば、納得したうえで任せられます。神社仏閣の樹木や記念樹のように、周囲への影響が大きい木ほど、事前のすり合わせが大切になります。
季節ごとの備えもまとめて相談する
強い風や雪は、弱った枝や傾いた木に思わぬ負荷をかけます。風の強まる時期を迎える前に張り出した枝を落としておく、雪が積もる前に危険な木がないか確かめておくといった備えは、被害が起きてから動くより負担が軽く済みます。
雪の多い地域では、屋根に積もった雪の処理も毎年の課題です。樹木の手入れとあわせて相談できる相手が地域にいると、季節ごとの困りごとを一本の窓口にまとめられます。
まとめ
國造舎は、福井県勝山市鹿谷町矢戸口を拠点に、森林整備や道づくり、特殊伐採、庭木の剪定までを手がけています。神社仏閣の危険木やクレーンを用いた伐採といった難しい現場に向き合う一方で、空き家の庭木や台風前の枝落とし、屋根雪おろしのように暮らしのすぐそばにある困りごとにも応じており、山と住まいの両方を支えている点が印象的です。
その根底にあるのは、いま手を入れた一本の木が、この先の地域の暮らしを支えていくという考え方です。庭木が育ちすぎて手に負えない、山林の手入れをどこへ頼めばよいか分からないという方は、まずは現場の様子を伝えるところから始めてみてはいかがでしょうか。